ボクシング輪島功一氏の孫・磯谷大心　3回にダウン喫し判定負けで3連敗「次につなげたい。次は勝ちます」

磯谷大心
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　世界スーパーウエルター級王者・輪島功一氏の孫、磯谷大心（22＝輪島功一スポーツ）が8日、東京・後楽園ホールで行われたウエルター級6回戦で1―2判定負けし、再起戦を飾れなかった。

　初回から効果的に左ボディーを当てるも、3回に一瞬の隙を突かれ左ストレートでダウン。やや大振りになったところを狙われ「効いたパンチはなかったが、集中しきれなかった」と唇をかんだ。それでも最終6回まで打ち合いを展開するなど意地を見せ「倒しにいこうと思って力んでしまった。完全にやられたとは思っていない」と前を向いた。

　21年のデビューから4連勝も、4回TKO負けした昨年11月の東日本新人王決勝から3連敗とトンネルを抜け出せずにいる。それでも「前回は1ラウンドで記憶をなくしてしまったが今回は自分で試合を組み立てて考えながらボクシングができた。この経験を次につなげたい。次は勝ちます」と視線を上げた。