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前田日明氏 朝倉未来にとってケラモフ戦は不利!?「ダウンぐらいは取れるかもしれないけど…」

[ 2023年6月6日 18:48 ]

元格闘家で総合格闘技プロモーターの前田日明氏
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 元格闘家で総合格闘技プロモーターの前田日明氏(64)が6日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。7月30日にさいたまスーパーアリーナで開催される「超RIZIN2」でマッチメークされた朝倉未来VSヴガール・ケラモフの試合について言及した。

 1年4カ月ぶりのMMA復帰戦となった4月29日に開催された「RIZIN LANDMARK5」で元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(K―Clann)に判定勝利を収めた未来。真夏の格闘技の祭典では、対戦相手にケラモフを指名した。この試合に勝てば、初の失神負けを喫した現フェザー級王者のクレベル・コイケへのリベンジ戦も見えてくる。

 前田氏は今の状態だと未来の方が不利だと断言。「3対7で未来の方が不利ですね。ケラモフは中東アジア系の独特な体の強さを持っている。打たれ強いし、立ち技の小技みたいなのも上手い。グラウンドに持っていかなくてもどんどん削られる。ケラモフの片足取りからいろんなものをもらって削られる」と朝倉兄弟は体幹を強みにしているが、ケラモフの方が体幹は強いと分析した。

 「以前と比べて未来は、最近一発当たっても追撃しないんですよね。カウンターでダウンぐらいは取れるかもしれないけど、今回は一発当たって、相手を挑発してるようでは打たれるでしょうね。全力でやってもらわないとね」と忠告した。

 そして今回の試合では未来のセコンドが重要になってくると提言したが「朝倉兄弟にはそういう存在がいないんですよね…」と心配点として挙げた。

 未来は試合当日には31歳を迎えている。弟の海と同様に環境の変化でまだ伸びしろはあるという。「どういう練習してるかわからないですけど、隠れているところで色々やっていると期待したいですけどね。そういう裏打ちがあっての自信ならいいですけど、そういうのがないと不利ですね」と語った。

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