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【RIZIN】朝倉未来 1年4カ月ぶりMMA復帰戦で牛久絢太郎に判定勝利!「男はやる時にやりゃいい」

[ 2023年4月29日 21:26 ]

RIZIN LANDMARK5   ○朝倉未来ー牛久絢太郎● ( 2023年4月29日    東京・国立代々木第一体育館 )

<RIZIN LANDMARK5>牛久(右)に判定勝ちした朝倉(撮影・島崎忠彦)
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 格闘技イベント「RIZIN LANDMARK5」が29日、東京・国立代々木第一体育館で開催された。今大会の最終試合のフェザー級ワンマッチは、朝倉未来(トライフォース赤坂)が元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(K―Clann)に判定勝利。1年4カ月ぶりのMMA復帰戦を白星で飾った。

 リングサイドではフェザー級王者のクレベル・コイケもこの試合を見届けた。入場で未来はシャドーボクシングを見せて、目を見開いて顔つきが変わった

 試合は1Rからケージの中央を取って、プレッシャーかけながら打撃を打ち込んでいく未来、牛久に引き込まれてグラウンドの展開になる場面もあったが、冷静に対処。最終ラウンドは戦いが楽しくなって笑顔を見せた。全力で3ラウンドを戦い抜いて、判定3―0でMMA復帰戦を勝利で飾った。判定後は笑顔で牛久を称えた。

 試合後に「格闘家の朝倉未来のファンの皆さん、お待たせしました。ただいま!」と開口一番。「この試合しない間に、色々と言われましたけど、男はやる時にやりゃいいでしょ。また今年中に会いましょう」とコメントした。

 未来は21年大みそかの「RIZIN.33」で斎藤裕へのリベンジを果たして22年はビッグイベントに臨んだ。プロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとボクシングルールに基づいたエキシビションマッチで対戦。公式記録には残らないが人生初のTKO負けを喫した。試合後は試合のダメージも含めて頭痛を訴え、大みそかの「RIZIN.40」を欠場。22年は結果的に1試合もMMAの試合をせずに1年を終えることになった。

 1年4カ月ぶりの復帰戦の相手は元RIZINフェザー級王者の牛久。「普通に戦えば俺が勝つと思います。勝つことしか考えてない」と自信満々の言葉通り、元王者にも完勝した。

 この後、未来はフェザー級王者のクレベル・コイケへのリベンジマッチへ突き進む。「クレベルとやりたいし、アイツを早く倒したい。結構自信あるんですよね。あいつ調子乗っているので、ボコボコにしたいな」と自身初の失神一本負け喫した相手へのリベンジに燃えている。

 久々のMMAで過去一番の強さを見せて、RIZINフェザー級で存在感を証明した。

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