×

【RIZIN】フェザー級ダブルメインイベント…ファン熱望の朝倉未来VS平本蓮は実現するのか

[ 2023年4月27日 07:00 ]

牛久絢太郎VS朝倉未来(上)と斎藤裕VS平本蓮
Photo By スポニチ

 ファンが期待するRIZINフェザー級2試合の結果はいかに…。29日に開催される「RIZIN LANDMARK5」(代々木第一体育館)のダブルメインイベントとして、フェザー級の試合がマッチメークされた。コ・メインイベントには、平本連(剛毅會)と元王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が対戦。そして最終試合では、朝倉未来(トライフォース赤坂)と元フェザー級王者の牛久絢太郎(K―Clann)が対戦する。

 昨年大みそかの「RIZIN.40」で、今回の2カードが発表されるとファンの中でも大きな話題となった。コ・メインとなった平本VS斎藤。平本は20年大みそかにMMAデビューも萩原京平にTKO負け。昨年3月にはKNOCK OUT―BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕にも敗れて、MMA2連敗を喫した。しかしそこから鈴木博昭、元DEEPフェザー級王者・弥益ドミネーター聡志と連勝を飾った。

 3連勝を狙う平本の相手となる元RIZIN王者の斎藤。20年11月に未来に判定勝利して初代RIZINフェザー級王者に輝いた。しかし21年11月に牛久に敗れて王者陥落。21年大みそかに未来にも敗れた。昨年4月に牛久へのリベンジマッチに臨むが判定で敗れた。今回は3連敗からの1年ぶりの再起戦となる。平本にとっては、実績的にMMA転向後過去一番の相手であることは間違いない。

 今大会の最終試合となった未来VS牛久。未来は、昨年9月にフロイド・メイウェザーとのボクシングエキシビジョンマッチで対戦もTKO負け。結果的に昨年は1試合も戦わなかったため、約1年4カ月ぶりのMMAの試合となる。相手の牛久は、昨年10月にクレベル・コイケに敗れてフェザー級王者から陥落。半年ぶりの再起戦で未来と対戦することになった。

 現フェザー級王者のクレベルも6月に鈴木千との防衛戦が決定している。そのため、今大会の2カードは今後のRIZINフェザー級戦線に大きく関わることは間違いない。

 今大会の2カードの先にファンが期待するのは、未来VS平本である。未来と平本は以前からSNSで舌戦を繰り広げてファンの注目を集めていた。

 平本の度重なる挑発を受けながらも未来は、1人のファイターとして眼中になかった。「俺と斎藤選手と牛久選手と同時にアイツも発表されたけど一人だけ全然レベルが違う。それを分かってないから一人だけ可哀想な結末になる」と今回のダブルイベントでレベルの差が明らかになると示唆。さらに「平本が勝つようなことがあれば意識してますよ。でも絶対に勝てないと思っている。もし勝ったらすごい。天才だと思います」とキッパリ言い切った。

 このコメントに平本は「上から目線で好き勝手言われてるけどうるせーよ。俺が勝ったら絶対に試合するって公言しろよ。次は逃げんなよ」と怒りの言葉を並べていた。

 ファンが熱望するカードを元フェザー級王者たちが返り討ちにするのか。それとも未来と平本のどちらかがフェザー級トップ戦線から脱落するのか。このダブルメインイベントが終えてフェザー級戦線の動向がどう変わるのか大きな注目が集まる。

続きを表示

2023年4月27日のニュース