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2団体統一王者の拳四朗は「今年は4団体のベルトを獲りたい」 母校の関大後援会主催の祝勝会に出席

[ 2023年2月12日 18:44 ]

祝勝会に出席した寺地拳四朗(右)と関大の前田裕学長
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBAスーパー&WBC統一世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(31=BMB)が12日、大阪市内のホテルで母校関大の後援会が主催し約100人を集めた祝勝会に出席した。

 「今年は4団体のベルトを獲りたい。獲れると思っている」

 会の冒頭では昨年11月に京口紘人(ワタナベ)を7回TKOで下し、2団体統一した際の試合映像がモニターに映し出された。拳四朗は試合でも使用する入場テーマ、クリスタルキングの「愛をとりもどせ!」で登場し出席者に笑顔を振りまいた。次戦は当初、WBC王座の指名試合が有力だったが、WBO同級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)との3団体統一戦が急浮上し、交渉が進められている。

 関大の前田裕学長は「(2団体統一は)卒業後も彼が研さんを積まれた成果。在学生や大学スポーツ全体を盛り上げてくれることで大変うれしい」と語る。2017年に寺地が世界ベルトを初めて獲った後に既に学長賞を授与済み。井上尚弥(大橋)に次ぐ日本人2人目の4団体統一を果たせば「どういう形で表彰すればいいのでしょうか」と“ごほうび”に頭を悩ませているという。

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2023年2月12日のニュース