【全日本学生フルコンタクト空手】女子重量級は横塚怜奈が初代女王　激闘制し「限界突破でした」

＜全日本大学フルコンタクト空手道選手権＞1部女子重量級（55キロ以上）決勝、民谷（左）を攻める横塚（撮影・木村　揚輔）
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　第1回全日本学生フルコンタクト空手道選手権が20日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われ、1部の女子重量級（55キロ以上は横塚怜奈（桐蔭横浜大）が優勝し、初代女王となった。

　民谷虹晴（同志社大）との決勝は延長でも決着がつかず、再延長までもつれるれ大激闘。過去3度対戦して1勝2敗だったライバルとの対戦成績をタイに戻した横塚は「限界突破でした」と苦笑い。「自分の苦手なところ、課題が見つかった試合だった」と反省を込めて振り返りつつ、「私が大学生の間に、こんなに素晴らしい大会が開催されたことがうれしいですし、チャンピオンになれたことは本当にうれしい」と記念すべき第1回大会での優勝を喜んだ。

　東京都町田市出身で、幼稚園の時に兄の影響で空手を始めた。大学ではスポーツ健康政策学部で学び、将来は指導者の道も視野に入れている。今後は就職活動も本格化するが、「来年も2連覇できるように頑張ります」と笑顔で話した。