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赤穂亮が前WBOバンタム級王者カシメロと対戦 12・3仁川「燃えてます」

[ 2022年10月17日 13:19 ]

会見する赤穂亮
Photo By スポニチ

 ボクシングの横浜光ジムは17日、都内で会見を開き、WBO世界スーパーバンタム級9位の赤穂亮(36=横浜光)が前WBO世界バンタム級王者で現同級2位のジョンリエル・カシメロ(32=フィリピン)と対戦すると発表した。試合は12月3日、韓国・仁川のパラダイスシティーホテルで、スーパーバンタム級10回戦として行われる。赤穂は「燃えてます。この試合が勝っても負けても最後のつもりでやる。普通に勝てると思う」と抱負。カシメロはビデオメッセージで「赤穂はKO率が高いし、いい試合になると思う。赤穂の次は井上尚弥とやりたい」とコメントした。日本国内では12月5日、WOWOWエキサイトマッチで放送される予定。

 元東洋太平洋スーパーフライ級王者、元日本バンタム級王者の赤穂は43戦39勝(26KO)2敗2分け。12年12月にWBC世界スーパーフライ級王者・佐藤洋太(協栄)、15年8月にはWBO世界バンタム級王者プンルアン(タイ)に挑戦してそれぞれ敗れたが、プンルアン戦以降の7年間で13連勝している。一方、ライトフライ級、フライ級、バンタム級で世界3階級制覇したカシメロは20年4月に当時WBAスーパー&IBE統一世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)と3団体王座統一戦が決まったものの、新型コロナウイルスの感染拡大により中止。昨年12月には体調不良で、今年4月には英国内で禁止されている試合直前のサウナによる減量発覚で、ポール・バトラー(英国、現WBO世界バンタム級王者)との指名試合を消化できずに王座を剥奪されていた。

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2022年10月17日のニュース