オカダ 160キロのジョナにフォール勝ち「しっかり猪木さんに届いた」 1・4東京ドームに弾み
新日本プロレスの両国大会が10日、東京・両国国技館に4059人を集めて行われた。
試合前には1日に心不全で急逝した団体創設者のアントニオ猪木さん(享年79)の追悼セレモニーがあり、10カウントゴングが鳴らされた。
ノンタイトルで行われたセミファイナルでは、2021、22年G1クライマックス覇者のオカダ・カズチカがG1で敗れたジョナとの雪辱マッチに挑んだ。160キロの巨体から繰り出すパワーファイトに苦しめられたが、執拗な膝への攻撃が奏功し、相手のペースダウンに成功。最後はドロップキックから開脚式墓石式脳天砕き、レインメーカーとつなぎ、ジョナに新日本のマットで初の3カウントの屈辱を浴びせた。
オカダは「しっかり猪木さんに届いた戦いになったと思う。G1覇者として借りも返せたし、これで気持ち良く東京ドームに行けます。追悼大会であるなら、猪木さんとしっかりとリング上であいさつしてお見送りできれば」と話した。
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