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前田日明氏「アメリカに居たら本当に一時代をつくったと思う」 来春で引退する武藤敬司について語る

[ 2022年7月22日 22:57 ]

格闘家の前田日明氏
Photo By スポニチ

 格闘家の前田日明氏(63)が22日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。来春までに現役引退を発表した武藤敬司(59)について語った。

 武藤の年齢を考えた時にそろそろ現役引退するかもしれないとは思っていたという前田氏。「膝を人工関節2つにしてリハビリで順調に動けるようになったものの、やっぱりすごい無理があったんだと思います。人間の体は不思議で膝をケガすると膝をかばって、バランスにゆがみが出て、腰や股関節のケガをするんだよね」と話した。

 そして武藤はアメリカンプロレスにおいて天才だったと称賛。アメリカで現役生活を送っていれば時代を創ると男になっていたという。「武藤は日本に居ずにアメリカに居たら本当に一時代をつくっただろうなと思うんですよね。そっちの方で頑張ってほしかったですし、アメリカで活躍する姿を見たかったですね」とアメリカで活躍する武藤が見たかったという。「武藤はアメリカンプロレスを完全にマスターしてて、それを日本でやるんですけど武藤の相手がいなかったですよね。ずっと一人芝居ですよ」とアメリカンプロレスをマスターした武藤の相手が居なかったと語り、武藤が全日本プロレスのオーナーなどもやったが状況が変わらなかったという。「武藤は裏方に周るタイプでもないのでかわいそうだった」とつづけた。

 さらに前田氏が現役時代に武藤の顔を蹴るたびに嫌な顔でにらまれたという思い出エピソードも笑いながら明かし、「武藤は野心があるのかないのかよくわからない人間ですよね」と武藤の印象を語った。

 最後に「体をちゃんと治してケアをして車いすとかにならんようにやってほしいですね」と現役引退を発表した武藤へメッセージを送った。

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2022年7月22日のニュース