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ターザン後藤さん追悼し10カウントゴング…戦友・大仁田厚沈痛「曲が流れたときは…」

[ 2022年5月31日 20:17 ]

<ジャンボ鶴田追善興行>ターザン後藤さんへ黙とうを捧げた大仁田(撮影・島崎忠彦)
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 2000年5月13日に49歳で亡くなった伝説の名レスラー、ジャンボ鶴田さんの23回忌追善興行が31日に、東京・後楽園ホールで行われ、29日に急死したターザン後藤さん(享年58)の追悼イベントが行われた。

 第2試合終了後、かつて電流爆破デスマッチなどで死闘を演じた大仁田厚が「鶴田さんのためにたくさんのみなさん、ありがとうございます」とあいさつ。その後、追悼10カウントゴングが鳴らされ後藤さんの入場曲「汚れた英雄(Riding High)」が場内に流れた。

 かつての戦友の突然の死に大仁田は試合後「不思議なことにターザンはジャンボさんの付き人でした。曲が流れたときは、まだまだターザンが出てきそうで…」としのんだ。

 1989年のFMWを設立した大仁田は全日本時代の後輩でもある後藤さんを誘った。90年8月の汐留大会で後藤さんと大仁田は史上初のノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチを敢行。プロレス大賞で年間最高試合賞を受賞する熱戦を繰り広げた。2人は翌90年にも川崎球場でノーロープ有刺鉄線金網電流爆破デスマッチでも死闘を演じた。

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2022年5月31日のニュース