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【新日本】柴田、急性硬膜下血腫乗り越え4年9カ月ぶりリング復帰 弟子の成田にキック連発圧勝

[ 2022年1月5日 05:30 ]

新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム」 ( 2022年1月4日    東京ドーム )

<新日本プロレス>成田(右)にコブラツイストを決める柴田(撮影・島崎忠彦)
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 第4試合では、急性硬膜下血腫で長期離脱していた柴田勝頼(42)が17年4月9日以来となるリング復帰を果たした。当日発表された相手は、コーチを務めるロサンゼルス道場から帰国した弟子の成田蓮(24)だった。試合前に急きょ打撃なしのキャッチレスリングルールを撤回し「プロレスだ」と宣言。成田にキックや関節技を披露した。最後は裸締めから得意技PKで3カウントを奪い、完全復調をアピールした。

 約12分の復帰戦を終えた柴田は黒いタオルを首にかけて、リングに深々と頭を下げた。「これを復活と言わずして何と言うのか。一番大事な魂というか、そういうものをぶつけられた」。怖さや不安はあったかと問われると「このケガ、もっと複雑なんです」。そして、同じ硬膜下血腫から先日現役復帰を発表したプロボクシング元WBO世界ミニマム級王者の山中竜也(26=真正)から勇気をもらったことを明かし「コロナでも元気を与えられるのがプロレス。(新日本)50周年だぜ、元気出していこうぜ!」と前向きに話した。

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2022年1月5日のニュース