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魔裟斗&武蔵 矢吹VS拳四朗のダイレクトリマッチを語る、武蔵「どっちが強いのかはっきりすると思う」

[ 2021年12月1日 07:30 ]

武蔵(左)と魔裟斗(右)
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 元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(42)と元K―1選手の武蔵(49)が29日、両者のYouTubeチャンネル「魔裟斗&武蔵チャンネルムサマサ!」を更新。プロボクシングWBC世界ライトフライ級王者・矢吹正道(29=緑)と前王者・寺地拳四朗(29=BMB)の異例のダイレクトリマッチについて語った。

 矢吹と寺地は9月に対戦し、矢吹が10回TKO勝ちで新王者となった。だが、9回に右目上を負傷した寺地陣営は故意のバッティングがあったと指摘する意見書を日本ボクシングコミッションに提出。主張は認められなかったが、両陣営に“遺恨”が残った。11月上旬にWBCから再戦指令があり、両陣営の話し合いの末に来年春に再戦することで合意した。

 魔裟斗も武蔵も敵がいないぐらい無敵さを誇っていた寺地がWBC世界ライトフライ級王者として長期政権を築くと思っていた中での王者陥落はまさかだったようだ。そして魔裟斗は先日、寺地と一緒に食事をしたことを明かし、その時は寺地自身がまだ現役続行するか悩んでいたエピソードを話した。武蔵も現役時代に寺地の父である元日本ミドル級王者の寺地永BMBスポーツジム会長と一緒に練習していたことを話し、「なんでこんな、お父さんに拳四朗は似んかったんやろと思ってしまうぐらい身体は小っちゃいんやけど、戦績で言ったらお父さんよりも全然上やし、お父さんに負けないぐらい強いもんな」と寺地の父と比べて話す場面もあった。「拳四朗は順風満帆で来たボクシング街道を矢吹選手にいきなり叩き落された。スキルでいえば拳四朗は矢吹選手に負けてないと思うから次はお互いクリーンな試合をすると思うからその時にどっちが強いのかはっきりすると思うよ」と再戦について話した武蔵。魔裟斗は「拳四朗も相手の手の内が分かったんで戦い方を変えるでしょうね」と戦略面について予想すると武蔵は「お父さんが策を授けると思うよ」と予想した。

 動画では年末に開催予定のWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(35=帝拳)と、IBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)の王座統一戦についてや元統一世界ヘビー級王者のマイク・タイソン氏(55=アメリカ)のド迫力ミット打ちを見ながらタイソンについてなどにも語っている。

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