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井上尚弥「モチベーションは4団体統一」 ラスベガスで興行を視察

[ 2021年6月13日 11:59 ]

井上―ダスマリナス戦の大きな看板が掲げられたヴァージン・ホテルズ・ラスベガスの前でポーズをとる井上尚弥(大橋ジム提供) 
Photo By 提供写真

 プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28=大橋)が、改めて4団体統一に意欲を示した。米ラスベガス滞在4日目を迎えた12日(日本時間13日)は試合会場のヴァージンホテルズ・ラスベガスで興行を視察。試合の合間には興行を生中継した米スポーツ専門局「ESPN」のインタビューを受けた。

 井上は、解説を務めた元世界2階級制覇王者アンドレ・ウォード氏(37=米国)に現在のモチベーションを問われると、「今はバンタム級での4団体統一。この試合に勝てば、土曜日に見に来るドネア、カシメロとの戦いに備える」と答えた。19日(同20日)に行われるIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との防衛戦を現地観戦するWBC王者ノニト・ドネア(38=フィリピン=)、WBO王者ジョンリール・カシメロ(32=フィリピン)との対戦を視野に入れていることを明かした。

 19年11月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝で死闘を演じたドネアに関しては「率直に素晴らしい。年をとってもしっかりとトレーニングを積めば、あそこまでのパフォーマンスが出せるんだなと思った」と印象を語った。カシメロとは昨年4月に統一戦を行う予定だったが、コロナ禍で実現せず。ドネア、カシメロともに井上との対戦を希望している。

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2021年6月13日のニュース