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京口紘人 “激闘王”八重樫東氏と激闘「心の中で“ありがとうございます”と思いながら闘った」

[ 2021年2月11日 17:27 ]

<チャリティーボクシングイベント「LEGEND」>エキシビジョンマッチを行う京口紘人(左)と八重樫東氏(撮影・久冨木 修)
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 新型コロナウイルスと闘う医療従事者や患者の支援を目的としたボクシングのチャリティーイベント「LEGEND」は11日、東京・国立代々木競技場で3分×3ラウンドのスパーリング形式のエキシビション7試合が行われた。第2試合では、「激闘王」の異名を持つ元世界3階級制覇王者の八重樫東氏(37)とWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(27=ワタナベ)が対戦。京口が3月に米国での防衛戦を控えているため、ヘッドギアを着用しての闘いとなったが、最終3ラウンドに体を密着して激しく打ち合い、観客を沸かせた。

 京口は「闘って頂けて感謝しかない。3階級制覇した強さを感じたし、心の中で“ありがとうございます”と思いながら闘わせて頂きました」と感謝した。昨年は計画していた2度の世界戦が中止となり、ファンの前でリングに上がるのは19年10月以来、実に1年3カ月ぶり。「楽しかったし、帰ってきたなと実感している。アメリカでの防衛戦の前にいい刺激になった。あとはアメリカで精一杯闘ってくるだけ」と話した。

 対する八重樫氏は「さすがに現役の世界王者はフレッシュで強い。年寄りはもう引退します」と改めて引退を明言。「自分よりも後輩が光り輝くべきだと思う。自分は裏方に回ります」とトレーナーとして後進の育成を約束した。

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2021年2月11日のニュース