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岩佐亮佑も称賛!プロボクサー南出仁100キロ完走「残り60キロは地獄でした」

[ 2020年7月19日 21:44 ]

100キロマラソンに挑戦した南出仁(本人提供)
Photo By 提供写真

 日本バンタム級11位にランク入りしているプロボクサー南出仁(25=セレス)が19日、自身のSNSで100キロマラソン完走を報告した。南出は18日午前5時に千葉・松戸駅前をスタートし、約17時間かけてゴール地点の神奈川・小田原駅前に到着したという。

 南出はインスタグラムに掲載した動画で完走を報告。「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。応援が力になるということを改めて実感しました。ボクシングでもドラマや感動は応援してくれる人がいるから生まれるんだと思いました」と感謝した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で次戦が決まらず、練習も制約される状況にあって、困難に打ち勝つことで自らの存在をアピールし、ファンを元気づけることを目的とした無謀とも言える挑戦。プロとしては無名に近い存在ながらチャレンジを実現させるためのクラウドファンディングでは92人の支援があり、目標額の45万円を突破した。

 「たくさんの方の支援のお陰で、頑張らないと、完走しないと、という責任感が生まれました。無事に完走できて本当に良かったです。自分も成長できた1日でした」

 過去にフルマラソンの距離(42・195キロ)を走った経験はあるものの、100キロは未知の領域。「40キロ過ぎからの残り60キロは地獄でした」と振り返った。

 平塚から合流し、ゴールを見届けたジムの先輩で現IBF世界スーパーバンタム級暫定王者の岩佐亮佑(30)は自身のインスタグラムで「本当凄すぎて尊敬する!」と後輩を称賛。「挑戦する事のカッコよさ、本当に頭が上がらない、俺も頑張らなくちゃな」と刺激を受けた様子だった。

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2020年7月19日のニュース