井上尚弥 ドネア戦で右の眼窩底と鼻を骨折していた「絶対安静で治療に専念」
ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント優勝を飾ったWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(26=大橋)が9日、都内で取材に応じ、右の眼窩(がんか)底など2カ所を骨折していたことを明かした。手術はせず、保存治療する。全治は現時点では未定とした。
また、自身のツイッターでも「眼球には異常なしと伝えましたが、2Rの左フックで右目眼窩底骨折をしていました。保存治療で幸い手術をする事は逃れましたが絶対安静で治療に専念します。来年の試合には影響がないそうなのでまた頑張ります!!ちなみに鼻も骨折していました」と報告した。
井上は7日にさいたまスーパーアリーナで行われたWBSS決勝で5階級制覇王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)に3ー0で判定勝ち。2回にドネアの左フックを浴び、「右目がぼやけて二重に見えた」と訴えていた。
この日はWOWOWライブで放送される「エキサイトマッチスペシャル WBSSバンタム級決勝 井上尚弥VSノニト・ドネア」の収録に参加。その後、前WBC世界バンタム級王者・山中慎介氏(36)がアンバサダーを務める「GOD’S LEFTバンタム級トーナメント」準決勝に出場した同門の中嶋一輝(26=大橋)の応援するため、後楽園ホールに訪れていた。
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