王者・三代大訓「すべてに圧倒して5、6回に倒せれば」 ベテラン竹中とV3戦
ボクシングのトリプルタイトルマッチ(27日、後楽園ホール)の前日計量が26日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦に臨む王者・三代大訓(24=ワタナベ)はリミットを100グラム下回る58.8キロ、挑戦者で同級10位の竹中良(34=三迫)はリミットの58.9キロでともに一発でパスした。
三代にとって3度目の防衛戦は、1階級のフェザー級で東洋太平洋王座を3度防衛した竹中との対戦。三代は「試合の相手は自分の成長に大事な要素。強い相手とやれることに感謝している」と歓迎。プロ8戦7勝1分け無敗。「右肩上がりで成長している」と実感しており、「1回から主導権を握り、すべてに圧倒して5、6回に倒せれば最高の展開」と抱負を語った。
対するベテラン竹中も「若くて評価の高い三代選手が、どれだけ強いのか?それが一番の楽しみ」という。自身もかつては東洋太平洋ベルトを巻いた自負とキャリアがある。「彼の想像を越えることはできると思う。強い選手とやれるのは燃えます」と意気込んだ。
日本バンタム級タイトルマッチ10回戦に臨む王者・斉藤裕太(31=花形)、挑戦者で同級1位の鈴木悠介(三迫)はともにリミット(53.5キロ)より100グラム軽い53.4キロでパスした。
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