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細川バレンタイン、14cm身長差何の!尚弥いとこ・浩樹とV3戦「勝つための練習してきた」

[ 2019年4月5日 15:08 ]

<日本スーパーライト級タイトルマッチ>前日計量を一発パスした王者・細川バレンタイン(左)と挑戦者の井上浩樹
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 ボクシングの日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦(6日、後楽園ホール)の前日計量が5日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、王者・細川バレンタイン(37=角海老宝石)はリミットを300グラム下回る63.2キロ、指名挑戦者で同級1位の井上浩樹(26=大橋)は100グラムアンダーの63.4キロでともに一発パスした。

 WBA世界バンタム級王者・井上尚弥、WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(ともに大橋)のいとこで、12戦12勝10KO無敗の挑戦者を迎えての3度目の防衛戦。身長1メートル77の井上に対し、細川は1メートル63と14センチ差もあるが、細川は「僕はいつも10センチぐらい大きい相手とやってきた。その延長線上だと思っている」と強調した。

 昨年3月に勤務していた資系金融会社を辞め、ボクシングに専念。午前と夜の2部練習を行ってきた。「確かに厳しいこと、キツいことはやっているけど、好きなことをやっているので充実しているし、この1年は幸せをかみしめている」。今年1月には不動産関係の会社を起業し、宅地建物取引士の資格を取得するための勉強も始めたという。

 「僕自身が観客でも見たいと思うカード」という井上との大一番。37歳の王者は「どういう展開になるか分からないけど、僕は本気で勝とうと思って、いろいろイメージしながらやってきた。勝つための練習をしてきたつもり」と自信をのぞかせた。

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2019年4月5日のニュース