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王者・竹迫「インパクトと内容を残す」 加藤「不利と言われるほど燃える」 前日計量はともに一発パス

[ 2019年3月1日 14:41 ]

<日本ミドル級タイトルマッチ>前日計量をパスした王者・竹迫司登(左)と加藤収二
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 ボクシングの日本ミドル級タイトルマッチ10回戦(2日、後楽園ホール)の前日計量が1日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、王者・竹迫司登(27=ワールドスポーツ)、指名挑戦者で同級1位の加藤収二(28=中野サイトウ)ともにリミットより200グラム軽い72.3キロでパスした。

 2度目の防衛を目指す竹迫は、1月にWBO世界スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)に挑戦したジムの先輩、井上岳志(29)の米国遠征に同行。セコンド補佐として世界の舞台を目の当たりにし「世界挑戦への意識が高まり、いい刺激になった」と振り返る。デビューから10戦10勝10KOのパーフェクトレコードを継続中で「しっかりインパクトと内容を残して必ず倒して勝ちます」とKO宣言した。

 一方、2017年の全日本新人王で、昨年11月の挑戦者決定戦で西田光(川崎新田)に下馬評を覆す勝利で初の日本タイトル挑戦権を獲得した加藤は「不利と言われれば言われるほど燃えてくる」とまたも番狂わせを狙う。「強い選手とやれるので今はワクワクしている。竹迫選手に勝てれば、先も見えてくると思うので、そこを目指して頑張ります」と意気込んだ。

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2019年3月1日のニュース