中谷「世界への通過点」 望月「拮抗した試合にしたい」 ともに前日計量クリア
ボクシングの日本フライ級王座決定戦10回戦(2日、後楽園ホール)の前日計量が1日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、同級1位の中谷潤人(21=M.T)はリミットの50。8キロ、同級2位の望月直樹(25=横浜光)は100グラムアンダーの50.7キロでクリアした。
すでにWBC同級4位など世界ランク入りしている中谷は初の日本タイトル戦を前に「このタイミングで試合が決まったので、獲るべくして獲らなくてはいけない。偉そうな言い方だけど世界への通過点。気を引き締めて、しっかり戦いたい」と抱負を語った。
昨年大みそかから今月15日まで米ロサンゼルスで合宿。4階級上のフェザー級の選手らともスパーリングを行い、パワーアップに励んだという。
対する望月は「長身やサウスポーは苦手ではない。不利と言われていることが逆にモチベーションになっている。拮抗した試合にしたい」と意気込んだ。
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