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40歳パッキャオ ブローナーとの防衛戦に自信「年齢はただの数字にすぎない」

[ 2019年1月17日 15:32 ]

会見でのパッキャオ(左)とブローナー (AP)
Photo By AP

 プロボクシングのWBA世界ウエルター級タイトルマッチは16日、王者のマニー・パッキャオ(40=フィリピン)と挑戦者で元4階級制覇王者のエイドリアン・ブローナー(29=米国)が試合前最後の記者会見に臨んだ。

 パッキャオは昨年7月に同王座を獲得。全盛期を思わせるボクシングで、ルーカス・マティセを7回TKOで下した。実力者のブローナーを相手に選んだ初防衛戦は、19日(日本時間20日)に米国のネバダ州ラスベガスで開催。会見の壇上には、王者のパッキャオが最初に上がり、自信に満ちた言葉を残した。

 「自分のキャリアが終わったと言う人もいたが、ハードワークを積み重ね、ルーカス・マティセをノックアウトした。ブローナー戦は40歳になって初めての試合になるが、年齢はただの数字にすぎない。重要なのは試合に向けての準備とハードワーク。ブローナーに手を出させるため、試合ではプレッシャーをかけ続ける」。

 年齢を意識せず、努力を重ねて第一線で戦い続けるパッキャオ。フロイド・メイウェザーとの再戦といった声も聞かれるが、続けて壇上に上がったブローナーはその話に待ったをかけ、打倒パッキャオを宣言した。

 「パッキャオとメイウェザーの再戦ばかりが話題に上がり、自分のことが見落とされている。パッキャオは自分のような相手と対戦したことがない。勝って自分のキャリアを変えて見せるさ。試合後はパッキャオと一杯飲みに行くつもりでいるよ」。

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2019年1月17日のニュース