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村田諒太「再興する会を支持」 山根会長の発言「何一つ気にしていない」

[ 2018年8月4日 15:41 ]

13年、村田(左)と山根会長の2ショット
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 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が4日、自身のフェイスブックを更新。国内アマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟の山根明会長(78)の“暴言”に対し「何一つ気にしていない」と心境を明かした。

 村田は先月、フェイスブックで「そろそろ潔く辞めましょう。悪(あ)しき古き人間達、もうそういう時代じゃありません」と現体制の退陣要求と取れるコメントを発信。これに対し、山根会長がメディアのインタビューで「生意気」「人間ではない」「村田君は1人でメダルを取れる力はありません」などと語気を強めて発言した。

 「色んな人に、勝手なこと散々言われて落ち込んでない?とか声かけてもらったりしていますが、何一つ気にしていないので大丈夫です」と切り出した村田は「これは明らかな名誉毀損だよ、というようなことを言っていると聞きましたが、プロとして頑張っている中、そんな裁判したくないので、それも無視しますね」と余裕の対応を見せた。

 「五輪の金メダルじゃなく、世界選手権の銀メダル(これも日本初だし、未だに誰も獲得してない、自慢!笑)こそ、僕のアマチュア時代に残した1番の誇り」とし、「何故、(山根会長が)メディアが注目しない、世界選手権のことは自分のおかげと言わず、五輪に拘っていらっしゃるのか、理由は明白だと思います」と皮肉も。「勿論、(告発状を提出した)再興する会を支持していますが、何より現役アマチュアボクサー達にとって良い環境になるように、願うところはそれだけです」と思いを明かした。

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2018年8月4日のニュース