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村田諒太、V2戦へ再始動 休養中は家族サービス「妻の手となり、足となり…」

[ 2018年5月7日 15:45 ]

V2戦に向けジムワークを再開した村田諒太(右)
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が7日、今秋にも予定されるV2戦に向け再始動した。8回TKO勝ちした先月15日の初防衛戦から3週間の休養期間を経て東京・神楽坂の帝拳ジムでのジムワークを再開。シャドー、ミット打ちなどで約1時間たっぷりと汗を流した。

 試合後、実際に休んだのは1週間程度で「ランニングやフィジカルトレーニングなどで体を動かしていた」という村田。家族サービスにも努めたそうで「妻の手となり、足となり使われた感はある。“ちゃんとやった”という自己満足感もあります」と笑わせる一方、「充実した時間、いい日々を過ごして次に向かう気持ちになった」と、リフレッシュできたことを強調した。

 次戦は9月か10月に予定。相手も未定だが、村田は「ハイリスク・ローリターンの選手よりハイリスク・ハイリターンの選手、強い選手とやりたい」と希望。かねて対戦を熱望する3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)は5日(日本時間6日)に通算20度目の防衛に成功したが、次戦の相手に村田の名を挙げることはなかった。村田自身もゴロフキンとの対戦はV2戦以降という認識で「次の試合でしっかりアピールしたい」と話した。

 V1戦の反省からフィジカル面での新たな取り組みにも挑戦している。「今は試行錯誤できる時期なのでトライ&エラー、そういう感じでやっていきたい。それが先につながっていくと思う」と村田。夢のゴロフキン戦実現へ動き出した。

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2018年5月7日のニュース