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短期間でV2戦に臨む拳四朗 初防衛の祝賀会の前に次戦決定で苦笑「キャンセルしないと」

[ 2017年11月16日 17:37 ]

会見を終えポーズをとる(左から)井上拓真、井上尚弥、拳四朗、清水聡
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 ボクシングの大橋ジムは16日、東京・九段のホテルグランドパレスで会見を開き、12月30日に横浜文化体育館でダブル世界戦を開催すると発表した。WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋)が同級7位ヨアン・ボワイヨ(29=フランス)と7度目の防衛戦、WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(25=BMB)が同級8位ヒルベルト・ペドロサ(25=パナマ)を相手に2度目の防衛戦を行う。

 10月22日の初防衛成功から2カ月という短い試合間隔でV2戦に臨む拳四朗は「前回(の試合)は4回までポイントを取られすぎた。次は1回からどんどん取っていきたい」と意気込みを口にした。試合が急きょ決まったことを10日前に知らされたそうで「複雑でした。(初防衛戦の)祝勝会がまだあるけど、キャンセルしないといけない」と苦笑した。ペドロサはパナマのミニマム級とスーパーフライ級王座のほか、ライトフライ級とスーパーフライ級で地域タイトルであるWBAカリブ海王座を獲得した経験があるが、「全然知らない」と情報は今後集める予定だ。

 5月の王座奪取戦、10月の初防衛戦ともに、ミドル級の村田諒太(帝拳)、フライ級の比嘉大吾(白井・具志堅)とのトリプル戦だったが、いずれも当日のテレビ生中継はなかった。「次の試合はたぶんたくさんの方み見ていただける。凄くワクワクしている」と歓迎し、「テレビが生だとデカい。一気に名前を売りたい」と気合を入れた。

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2017年11月16日のニュース