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村田 雪辱へ“トルプルスパー”スタイル変化想定3人と9R

[ 2017年9月26日 05:30 ]

WBA世界ミドル級タイトルマッチ   王者アッサン・エンダム≪12回戦≫同級1位・村田諒太 ( 2017年10月22日    両国国技館 )

田中トレーナー(左)の持つミットにパンチを叩き込む村田
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 エンダムとの再戦に臨むWBA世界ミドル級1位・村田諒太(31=帝拳)が、都内で9ラウンドのスパーリングを行った。パートナーは元メキシコ同級王者アドリアン・ルナ(メキシコ)、WBC米大陸スーパーウエルター級王者パトリック・デイ(米国)に加え、前週からマーカス・ウィリス(同)が合流して3人体制に。この日はウィリス―デイ―ルナの順で3ラウンドずつ対戦した。

 村田は試合序盤を想定し、「感覚が新鮮」なウィリスと最初に対戦したと説明した。3人は速い出入りのウィリス、足を使うデイ、大柄でタフなルナとタイプが異なる。エンダムが初戦から戦い方を変えたり、試合中に切り替えても対応できるように、順番を入れ替えるなど3人を使い分けて本番をシミュレーションする予定で「いいパートナーを3人も呼んでもらえて、ありがたい」と感謝していた。

 前週は力まないことを意識しすぎて体が開いていたが、「緩まない」をテーマに掲げたこの日は右ストレートから左の返しが自然に多く出た。「いい力感でパンチに体重が乗った。悪くない着目点」と手応えを口にした。

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