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亀海喜寛 渡米「段々ワクワクしてきた 本当にいい状態」

[ 2017年8月20日 18:53 ]

打倒コットへ向けて渡米した亀海喜寛
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBO世界スーパーウエルター級王座決定戦(26日=日本時間27日、米カリフォルニア州カーソン、スタブハブ・センター)で世界初挑戦する同級6位の亀海喜寛(34=帝拳)が20日、渡米前の成田空港で取材に応じた。元4階級制覇のスーパースターで同級1位のミゲル・コット(36=プエルトリコ)との対戦へ、「いつもの試合よりもしっかり準備ができので、段々ワクワクしてきた。体重調整も順調で、スタミナ面、フィジカル面とコンディションは本当にいい状態」と落ち着いた表情で答えた。

 コットが初めて世界王者になる前からファンだったという亀海は「(自身にとっての存在は)あまり大きくも小さくもなってはいない。試合が近づいて、うまい、強いという思いはあるが、それを絶対超えてやるという気持ちが強い」とコメント。試合展開については「試合が決まった時からイメージできている。最初から最後までフルアクションで、どんどんプレッシャーをかけて、相手の気持ちを折ることしか考えていない」と決意を口にした。7月に引退した元同僚で元WBC世界スーパーフェザー級王者の三浦隆司氏からは「がんばってください、ボンバー。とLINEが来ました」と苦笑した。

 海外に持参するものとしてはWi−Fi、Kindleのほか、「経口補水液の粉末を持っていく。以前はOS―1を持っていったが重いので」と説明。時差ぼけ対策としては「前回(コット戦の)記者会見で渡米した時にうまくいった」という、機内で寝ないスタイルを選択する。空き時間対策として漫画家・デザイナーの寺田克也氏の本などを持ち込み、「普段の生活では1人の時間が確保できないが、移動や試合前は1人になる時間が増える。それは好きな時間」と話した。

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2017年8月20日のニュース