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八重樫 動き軽快、王座統一戦へ「全身全霊で取り組んでいきたい」

[ 2017年1月26日 18:02 ]

ミット打ちを披露する八重樫(左)
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23=大橋)とIBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(33=同)が26日、横浜市内の大橋ジムで本格的なジムワークを再開した。昨年12月30日に井上尚は4度目、八重樫は2度目の防衛に成功。大橋秀行会長によると、次戦は2人とも「4月の終わりか恐らく5月になる」という。

 八重樫はIBFから、昨年11月に暫定王座を獲得したミラン・メリンド(28=フィリピン)との王座統一戦が指示されている。メリンドが暫定王座決定戦で顔を負傷したため12月の対戦は見送られたが、大橋会長によると次戦での対戦は問題ないという。

 八重樫はこの日、ミット打ちで軽快な動きを披露。「この状態で次の対戦相手が決まっているのはありがたい。早い段階から研究に手をつけられる」と話した。昨年は左肩負傷に見舞われて2試合しかできなかったが、年末の試合では顔をはらすことなく快勝。「ダメージなく次へ続けられるのはよかった」と語り、「今年も昨年同様に背水の陣で、1試合1試合しっかり、全身全霊で取り組んでいきたい。ボクシング技術というよりは、体の使い方がもう少しうまくなりたい」と抱負を述べた。

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2017年1月26日のニュース