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内山 雪辱誓う「今回はとにかくリベンジしたらうれしいだろうなという気持ち」

[ 2016年12月18日 17:52 ]

ミットにパンチを叩き込む内山
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 ボクシングの前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者で同級2位の内山高志(37=ワタナベ)が18日、東京都品川区のワタナベジムで、大みそかに行われる現スーパー王者ジェスレル・コラレス(25=パナマ)戦(東京・大田区総合体育館)へ向けた練習を公開した。

 4月にまさかの2回KO負けを喫し、王座から陥落させられた相手との再戦となるが「今まで(相手の動きを)目で見切りすぎていた。パンチをもらわないことを前提にやっていた」と反省。踏み込みのスピードがあり、変則的なサウスポーのコラレス対策として「ブロックして打ち返す練習をやってきた」と明かし、6ラウンドのミット打ちでは大きく振ってくるパンチに対してガードを上げながら頭を振って懐に入る動きも確認した。

 学生時代には2回あったという再戦だが、プロでは初めて。「2回連続で負けたら恥ずかしいなというぐらい」と話しながらも、「今回は挑戦者なのでいつもとは気持ちが違う。最初の頃は勝てば世界王者と楽しみが多かったけど、今回はとにかくリベンジしたらうれしいだろうなという気持ち」と雪辱を誓った。ワタナベジムの渡辺均会長は「前回は相手の作戦が良かった。こちらは慢心、油断があったし、内山も覇気がなかった。今回は全然違う。内山のボクシング人生が懸かっている。強さを証明してほしい」と期待を寄せた。

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2016年12月18日のニュース