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元ヘビー級王者ホリフィールド氏 バレラ氏らとともにボクシング殿堂入り

[ 2016年12月7日 12:16 ]

現役時代のイベンダー・ホリフィールド氏 1996年撮影 (AP)
Photo By AP

 国際ボクシング殿堂は6日、2017年に殿堂入りする選手を発表し、元ヘビー級王者のイベンダー・ホリフィールド氏(54=米国)、元3階級制覇王者のマルコ・アントニオ・バレラ氏(42=メキシコ)、そして同じく3階級を制した故ジョニー・タピア氏(米国)が選ばれた。

 ホリフィールド氏は1984年のロス五輪で銅メダルを獲得(ライトヘビー級)。プロ転向後は88年にクルーザー級の3団体タイトル(WBA、WBC、IBF)を統一。ヘビー級でも3団体の統一王者に輝いた。90年代にはマイク・タイソンなどと激戦を繰り広げ、ヘビー級史上初めて4度の王座に返り咲いている。戦績は56戦44勝(29KO)10敗2分。

 バレラ氏はスーパーバンタム級、フェザー級、スーパーフェザー級を制覇。同郷エリック・モラレスとの激しい打ち合い。また、フェザー級時代には変則ボクサーとして人気を博していたナジーム・ハメドに初黒星をつけるなどファンの印象に残る試合を数多く演じた。戦績は74戦67勝(44KO)7敗。

 タピア氏はスーパーフライ級のタイトル(WBO)を13度防衛した名王者。その後、バンタム級、フェザー級でも世界王者に就き、3階級制覇を達成した。戦績は66戦59勝(30KO)5敗2分。2012年に45歳で死去した。

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