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武尊 K―1初代フェザー級王座獲得 圧倒的強さで2階級制覇!

[ 2016年11月4日 05:30 ]

K―1WORLD GP JAPAN2016 初代フェザー級王座決定トーナメント(スポニチ後援) ( 2016年11月3日    国立代々木競技場第2体育館 )

K-1初代フェザー級王座に就いた武尊
Photo By スポニチ

 武尊(たける、25)が決勝で小沢海斗(23)に大差の3―0判定勝ちを収め、初代フェザー級王座を獲得するとともにスーパーバンタム級との2階級制覇を達成した。1回戦から圧倒的な内容で勝ち上がり、決勝でも1回に2度ダウンを奪って6月に判定勝ちした小沢を返り討ち。新生K―1の顔として、大みそかの格闘技イベントRIZINへの参戦を熱望した。

 新生K―1の顔が思わず涙した。8月にスーパーバンタム級の王座を返上して2カ月。「武尊は絶対に優勝すると言われて凄いプレッシャーだった。何度も心が折れそうになった」と明かした。

 階級を上げたことで相手もパワフルになり、この日は自身の攻撃で足を痛めたが、内容的にも文句なしの戴冠だった。1回戦ではダウンを奪う判定勝ち。準決勝は「ヤバいと思った」強打のユン・チーを右で2度キャンバスに沈めた。決勝は6月に判定勝ちした小沢を1回に左フックで2度倒す快勝で返り討ち。挑発を続けてきた宿敵を「決勝まで勝ち上がって気持ちでバチバチ戦ってくれた。嫌いなのは変わらないけど」と称えた。

 試合後は2年連続の大みそかのRIZIN参戦を熱望した。「もっとK―1をデカくしたい。そのためにはたくさんの人に見てもらいたい。K―1最高!と言わせてみせる」。新たなカリスマが殴り込みをかける。

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