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亀田和毅、国内試合解禁に「ホッとした」 興毅さっそく亀田節「ドネアと統一戦を」

[ 2016年10月27日 14:15 ]

発行されたボクサーライセンスを手にする亀田和毅(中)と協栄ジム・金平桂一郎会長(右)、亀田プロモーションの亀田興毅社長
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 日本ボクシングコミッション(JBC)からボクサーライセンスが発行された亀田3兄弟の三男で元WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(25=協栄)が27日、東京都新宿の協栄ジムで会見を開き、日本国内で試合出場が可能となった喜びを語った。20日にJBCへ申請したライセンスが26日に協栄ジム・金平桂一郎会長の元に届いたもので、亀田和は「いろんな方の協力があってライセンスが戻って、ようやく日本で試合ができることになった。一日も早くファンの皆さんの前で戦いたい。今はホッとしてます」と話した。

 亀田和は次男・大毅の「負けても王座保持問題」により長男・興毅、大毅とともに14年2月に事実上の国外追放処分を受け、国内で試合ができない状態だった。新たに協栄ジム所属となったことで国内復帰の道が開け、今月15日に拠点のメキシコで約1年ぶりの再起戦に1回TKO勝ちしていた。

 亀田和は昨年5、9月とWBA世界バンタム級王座ジェイミー・マクドネル(英国)に連敗してから周囲と相談してスーパーバンタム級に階級を上げた。フィジカルトレーナーと10カ月におよぶ練習で肉体改造に成功し、「スーパーバンタム級の4団体(の王座)、どこでもチャンスあるところへ行きたい」と2階級制覇に意欲を見せた。

 金平会長は次戦について「皆さんがオッと言う試合を組みたい。年内の世界戦はスケジュール的にタイトと思うが、何があってもいい臨戦態勢は整えておく」と説明。長男の亀田興毅・亀田プローモション社長は「(IBF世界スーパーバンタム級王者)グスマンとか面白いと思う。ベルトを持って最後は(5階級制覇のWBO同級王者)ドネアと(統一戦を)やったら面白いと思う」とプランを披露した。和毅も「ベルトの数よりも強いのとやりたい。一番やりたいのはドネア。この階級で一番強いと思ってるから。自信はあります」と話した。

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