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亀田和毅、JBCへライセンス申請「一日も早くファンの前で戦いたい」

[ 2016年10月20日 13:46 ]

日本ボクシングコミッションへライセンスを申請に訪れた亀田和毅(中)と興毅氏(左)、金平桂一郎会長
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 ボクシングの協栄ジム所属となった亀田3兄弟の三男で元WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(25)が20日、日本ボクシングコミッション(JBC)へボクサーライセンスの申請を行った。約1年ぶりの復帰戦に勝利したメキシコから19日に帰国し、都内の病院で健康診断を受診。協栄ジムの金平桂一郎会長、長男で亀田プロモーションの亀田興毅氏とともに東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)を訪れ、必要な書類を添えて申請した。JBCの浦谷信彰統括本部長は「通常どおりの申請。手続き上は何の問題もない」と話しており、通常なら1週間から10日間でライセンスが発行される見込みという。

 亀田和毅は次男・大毅の「負けても王座保持問題」で14年2月に亀田ジムが事実上の活動停止処分を受け、国内で試合ができない状態となっていた。和毅は「3年近くこっちで試合ができなかったけど、俺も日本人なんで、ようやくできるようになってきたのでうれしい。一日も早くファンの皆さんの前で戦いたい」と笑顔。この10カ月間、フィジカルトレーニングで筋力をつけ、スーパーバンタム級の体を作り上げたそうで「一番調子がいい」と自信を示した。

 金平会長は国内での試合時期についてはライセンスが発行されてから考えるとしながらも、「早く和毅の姿を日本のファンにお披露目したい。2階級、3階級制覇させることが私の仕事と思っている」と話した。

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2016年10月20日のニュース