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UFC 王者ジョーンズに禁止薬物の陽性反応 コーミエとの再戦は中止

[ 2016年7月7日 14:38 ]

ジョン・ジョーンズ (AP)

 総合格闘技のUFCは6日、全米反ドーピング機関(USADA)の検査により、ライトヘビー級暫定王者であるジョン・ジョーンズ(28=米国)の体内から禁止薬物の陽性反応が検出された可能性があると発表した。

 ジョーンズは9日(日本時間10日)に開催されるUFC200のメーンで、一度、勝利を収めているダニエル・コーミエ(37=米国)との再戦が予定されていたが、再検査の結果が出るまで時間がないため、中止となる見込みとなった。代わりのメーンには、当初、セミメーンだったブロック・レスナー(38=米国)とマーク・ハント(42=ニュージーランド)のヘビー級3回戦が繰り上がるという。

 UFCのホワイト社長は「禁止薬物の陽性反応が事実であれば、非常に残念なことだ」とコメント。再検査の結果も陽性であれば、ジョーンズは2年間の出場停止処分に科される可能性もあるが、「そうなったら最悪だ。とにかく残念で言葉が見つからないよ」と同社長は肩を落としていた。

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