×

WBAウエルター級 サーマンが辛勝で6度目の防衛「防御が鍵だった」

[ 2016年6月26日 17:17 ]

サーマン(左)はポーターに左フックを決める (AP)

 プロボクシングのWBA世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦が25日、米国のニューヨークで行われ、王者のキース・サーマン(27=米国)が元IBF同級王者の挑戦者ショーン・ポーター(28=米国)を判定で下し、6度目の防衛に成功。スコアはジャッジ3人ともに115―113と接戦だった。

 両者の激しいパンチの交換はジャッジ泣かせとなったが、会場に集まった1万2718人の観衆を沸かせるには十分な内容。サーマンは試合後に「ディフェンスが勝利の鍵だった」と話し、「ポーターはパンチを出し続けていたが、それがジャッジを悩ますことになった。でも、自分はしっかりとディフェンスしていたし、効果的なパンチも決めた。それがこの結果に現れた」と勝利を確信していた。戦績は27戦全勝22KO。

 一方、ポーターは「再戦が必要だ。ファンもそれを望んでいるはず」と敗戦に納得のいかない様子。戦績は29戦26勝(16KO)2敗1分となった。

続きを表示

この記事のフォト

2016年6月26日のニュース