一翔　負担軽減へ“ゆったりローテ”Ｖ３戦は６月中旬以降に

具志堅用高も帰郷した際に走ったという砂浜で井岡一翔も汗を流した

　沖縄・石垣島で合宿を行っているプロボクシングＷＢＡ世界フライ級王者・井岡一翔（２６＝井岡）は年間２試合の“ゆったりローテ”で年内の複数団体統一を目指す方針を固めた。

　父の一法会長は５月上旬にも予定したＶ３戦が、６月中旬以降にずれ込む見通しを示した。ここ３年の井岡は年間３試合を消化して心身両面で疲労が蓄積。年間２試合となれば負担軽減に加え、他団体王者とスケジュールを合わせやすいメリットもある。

　井岡は「（マッチメークは）会長に任せてますから。チャンスを逃さないようにしたい」といつ統一戦が決まっても対応できるよう準備を心掛ける。