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山中“ガラスのアゴ”挑発に反撃「当日ガラスになるのはソリス」

[ 2016年3月2日 13:47 ]

ダブル世界戦に臨む(左から)ロペス、木村、山中、ソリス

 プロボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチとWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(4日、島津アリーナ京都)の調印式と記者会見が2日、京都市内のホテルで行われた。

 日本歴代3位タイとなる10度目の防衛を目指すWBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)は挑戦者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)が来日以降、「山中はガラスの顎の持ち主」と挑発していることに“反撃”。「自分の顎がガラスならソリスにそれを割るだけのパンチがあるか凄く疑問に思う。当日、ガラスになると思うのはソリスだと思うので覚悟してほしい」と言い返した。ソリスは「100%コンディションを仕上げてきた。どんな形であれベルトを持って帰りたい」と話した。

 また、初防衛戦となるWBC世界ライトフライ級王者・木村悠(帝拳)は「凄くいいコンディションで自信に満ちあふれている。ベルトを守る意識ではなく、常にチャレンジャーの気持ちを忘れないでいたい」と抱負。挑戦者のガニガン・ロペス(メキシコ)は「京都は故郷のアメカメカ市に大変よく似ている。特に気候が似ている。準備万端で来た」とタイトル奪取への意欲を口にした。

 なお、レフェリーはWBC世界バンタム級タイトルマッチがイアン・ジョン・ルイス氏(英国)、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチがビック・ドラクリッチ氏(米国)。ジャッジは2試合ともキャシー・レナード、ゲイリー・リッター(以上米国)、ファン・カルロス・ペラヨ(メキシコ)の3氏が務める。

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2016年3月2日のニュース