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元女王ラウジー、あのボクサーがコーチ役に名乗り 再戴冠へ強い味方

[ 2016年2月14日 17:25 ]

ロンダ・ラウジー (AP)

 総合格闘技UFCの女子バンタム級元王者ロンダ・ラウジー(29=米国)のコーチ役に、ボクサーのアンドレ・ベルト(32=米国)が名乗りを上げている。ヤフースポーツなど米国の複数メディアが13日に報じた。

 ラウジーは昨年11月にホリー・ホルム(34=米国)と対戦し、まさかのKO負けで王座から陥落。すでに同団体のダナ・ホワイト社長から今秋の再戦が明言されているが、再び王座へ返り咲くためには、そのファイトスタイルを見直す必要があるといわれている。

 元女王が着目したのは、ストライキングの能力。すでにUFC屈指のストライカーだったチャック・リデル氏がコーチ役に名を連ねているが、その能力により磨きをかけるため、ボクシングの元ウェルター級王者が「チーム・ラウジー」に加わる可能性があるという。

 「(元キックボクサーの)ホルムはボクシングに長けているが、ラウジーは違う。再戦に向けてその部分を磨く必要がある」とベルトは元女王の欠点を指摘。すでにラウジー側の合意は得ているようで、チーム入りとなれば、再戴冠へ向けて心強い味方となる。

 ベルトはこれまでWBCとIBFのウェルター級タイトルをそれぞれ獲得した実績があり、判定で敗れたものの、昨年9月にはフロイド・メイウェザーとも対戦。最強王者が現役最後の試合に選んだ相手として話題となった。戦績は34戦30勝(23KO)4敗。

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