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レベコ 井岡戦へ厳戒態勢 練習公開わずか2分、練習場所も“自前”

[ 2015年12月26日 05:30 ]

レベコはわずか数分間、体を動かしただけで手の内を隠した。右端は井岡一法会長

プロボクシングWBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦 王者・井岡一翔―フアンカルロス・レベコ

(12月31日 エディオンアリーナ大阪)
 前王者レベコが厳戒態勢で返り咲きへの執念をにじませた。大阪市内のジムでの公開練習はシャドー、縄跳びを軽くやっただけの2分で終了。23日の来日後は井岡陣営提供の練習場所を断り、自力で探したフィットネスジムなどで汗を流し、秘密保持に神経をとがらせている。

 予想以上のピリピリムードに井岡一法会長は戸惑いつつ「相当なコンビネーションを用意しているかも」と警戒した。レベコは自信満々で「最高の状態。前回はアウェーで、あの判定も仕方がない。今回はその点も踏まえて準備した」。一翔の試合映像を繰り返し見て分析。「修正点は分かった。秘密だけど」。リベンジを果たせると確信した口ぶりだった。

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