三浦隆司“前哨戦”勝利！挑戦者とメンチ合戦「雰囲気のみ込めている」

バルガスとにらみ合う三浦（左）

　ボクシングのＷＢＣ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ（２１日、米ラスベガス）の公式会見が１９日、試合会場のマンダレイベイホテル・リゾート＆カジノで行われ、５度目の防衛戦に臨む王者・三浦隆司（３１＝帝拳）は同級１位で無敗の挑戦者フランシスコ・バルバス（３０＝メキシコ）と初対面し、１０秒間にらみ合った。

　ともに鋭い目つきで対峙したが、挑戦者が先に目線を落とした。“前哨戦”を勝利した王者は「向こうは緊張している感じだった。自分の方が雰囲気をのみ込めている。期待に応えられるようないい試合をしたい」と自信たっぷりに語った。

　五輪出場経験のあるアマエリートで、メキシコのスター候補でもあるバルガスは世界初挑戦を前に「サウスポー対策はたくさん練習してきた。いい試合をして自分が勝つ」と意気込んだ。

　試合は世界４階級制覇王者ミゲール・コット（プエルトリコ）と元スーパーウエルター級統一王者サウル・アルバレス（メキシコ）がメーンイベントで戦う“中量級スター対決”のセミファイナルで行われ、ＷＯＷＯＷライブで日本時間２２日午前１１時から放送される。