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4団体制覇目指す!井岡 初防衛戦へ自信「KO決着狙いたい」

[ 2015年9月19日 05:30 ]

スパーリングで右を当てる井岡一翔(右)

WBA世界フライ級タイトルマッチ 王者・井岡一翔―同級10位ロベルト・ドミンゴ・ソーサ

(9月27日 エディオンアリーナ大阪)
 ソーサとの初防衛戦に向け、井岡一翔(26=井岡)が大阪市浪速区の井岡ジムで公開スパーリングを行った。練習前の会見で「4団体制覇は(クラス)最強をアピールするのにいいですね。面白い」と話し、「一つの目指すところ」とWBAに続き、WBC、IBF、WBOの王座統一を目標に掲げた。

 4団体統一王者は、過去にミドル級でB・ホプキンス、J・テイラー(ともに米国)の2人だけ。至難の業であることは間違いない。それでも、充実した調整を進めていることで「しっかりレベルアップし、幅も広がった」と自らの成長に手応えを感じている。スパーリングでは2人と4回をこなし、元フライ級世界ランカーのカリージョらとのラスト30秒は気合十分の打ち合いを見せた。

 「ウエートは残り3キロぐらい。スパーリングも100回は超えてます。着々と闘う準備ができている。KO決着を狙いたい」と力強く話した。1日の公開練習の際に痛みがあった左太腿は「2日くらい治療に専念して特に問題ない」とまったく心配していない。井岡一法会長も「フライ級の体は仕上がった」と自信たっぷりだ。まずは強さを見せつけて初防衛を果たし、井岡は夢の4団体制覇の足掛かりとする。

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2015年9月19日のニュース