高山　テレビ解説後に会見“乱入”恒成との統一戦を熱望

ＩＢＦミニマム級世界王者の高山（右）に祝福される田中

ＷＢＯ世界ミニマム級王座決定戦 ○同級２位・田中恒成　判定３―０　●同級１位・フリアン・イエドラス

（5月30日 愛知・パークアリーナ小牧）
　ＩＢＦ世界ミニマム級王者の高山が直々に統一戦を売り込んだ。

　テレビ解説者として試合を見た後、田中の会見に“乱入”。丁寧な口調で言葉をかけた。「名古屋から久々にチャンピオンが出た。２人で日本を、世界を盛り上げたい」。高山は４月にＩＢＦとの指名試合が重なるとしてＷＢＯのベルトを返上。空位になった王座を、田中がつかんだ。高山は以前から田中が王者になった際には統一戦を熱望。１９歳の新王者も「機会があるなら、もちろん実現する」と前向きに話した。