×

田中恒成“真央流”で国内最速プロ5戦目世界王者だ!

[ 2015年5月26日 05:30 ]

国内最速となるプロ5戦目での世界王者を狙う田中(左)と畑中会長

WBO世界ミニマム級王座決定戦12回戦 同級1位フリアン・イエドラス―同級2位・田中恒成

(5月30日 愛知・パークアリーナ小牧)
 国内最速プロ5戦目で世界王座獲得を狙う田中が名古屋市内のジムで練習を公開した。ここまで126ラウンドのスパーリングをこなし調整は順調。「早く試合が来てほしい。状態は最高。必ず勝ってチャンピオンになります」と意気込んだ。

 中京大在籍のプロボクサーは、3月に卒業したフィギュアスケート女子の浅田真央を尊敬する。いとこの横井ゆは菜(邦和スポーツランド)が日本スケート連盟の強化指定選手だった影響もありフィギュアにも注目。浅田の演技に心を動かされたという。「世界の舞台で多くの人を感動させる。凄い。あんなふうになりたい」。“スピードとタイミングの芸術”とも言われるボクシングで観衆を魅了するつもりだ。

 試合当日は日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)が応援に駆けつける。元WBC世界スーパーバンタム級王者の畑中清詞会長と親交があり、1月には田中も東京の部屋を訪ね、フグ料理で激励された。史上最年少21歳2カ月で横綱に昇進した北の湖理事長に見守られ世界奪取の国内最速記録を樹立する。

続きを表示

2015年5月26日のニュース