小川、王彬の土下座に折れた…一度は“白紙撤回”宣言も
IGFの格闘技イベント「GENOME32」(20日、東京ドームシティホール)で、中国出身の王彬(ワンビン)とのタッグでミノワマン、沢田敦士組と対戦することが発表された小川直也(46)が16日、IGF事務所で会見。会場となった会議室に入るやいなや、「(王とのタッグは)IGFが一方的に発表したこと。王は自ら来ないとダメだ」と語気を強めた。
小川は「若手を育てたいし、いろんな選手を盛り上げていきたい」と主張。「王が全然なしということではないが、自ら名乗り出ないと、タッグパートナーとしては認めない。王のところはXに戻す」と白紙に戻すことを宣言した。
そんな中、小川のみ出席予定だった会見場に、王が飛び入り。「お願いします」と片言の日本語で土下座。王の誠意を受け止めた小川は「言った言葉は引っ込めるわけにはいかないが、王彬とはやるか」と予定通り、王と組んでタッグ戦を行うことを了承した。
王について「この体格だし、いいものは持っていると思う。ただ、背負っているものがない。背負うことができれば、もっといい選手になっていくと思う。持っているものは無限大」と評した小川。王はデビューから1年の若手だが、「いきなりレベルが上がるので、どこまで対応できるか。本人が絶対にギブアップしないと約束したので、言った以上は信用します」。王も「(タッグが組めて)うれしい。自分が(3カウントを取って)勝ちたい」と気合を入れていた。
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