“夢の対決”メイウェザーVSパッキャオ実現か プロモーター「すべてが順調」
米ESPN(電子版)は1月31日、フロイド・メイウェザー(37)とマニー・パッキャオ(36)の“夢の対決”がついに実現する見込みであると伝えた。
この一戦へ向けて交渉を進めているプロモーターのボブ・アラム氏(83)は「あとは契約書などの事務的な仕事が残っているだけ。数日中にそれを終わらせたいね。すべてが順調に進んでいるよ」とメディアに対して語り、メイウェザーとパッキャオ、両選手との契約が間近であることを明らかにした。なお、試合の日時はメイウェザーが希望している5月2日、米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナが有力とのこと。
本来は両選手が全盛期でその拳を交えてほしかったこの一戦。ここ数試合を見る限り、メイウェザーは相変わらず異次元のボクシングを展開しているが、パッキャオに関してはファン・マヌエル・マルケスにKO負けを喫するなど力の衰えは拭えない。
やや“賞味期限切れ”の感もあるが、それでも両選手のネームバリューは抜群。久しくメガファイトをお目にかかれなかったボクシングファンにとっては垂涎のカードとなるだろう。
現在はWBAの世界ウェルター級スーパー王者、ならびに世界スーパーウェルター級スーパー王者であるメイウェザーは47戦で47勝26KO無敗。これまで5階級を制覇し、パウンド・フォー・パウンド(全階級を通して最強チャンピオン)と称されている。
一方、フィリピンの英雄であるパッキャオは64戦で57勝38KO5敗2分。史上2人目の6階級制覇王者で、現在はWBO世界ウェルター級王者である。
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