八重樫 現役続行の意向「ゲバラとやらせて」大橋会長に直訴
元世界2階級王者の八重樫東(31=大橋)が現役を続ける意向であることが8日、分かった。所属するジムの大橋秀行会長(49)が「ゲバラとやらせてくださいと言ってきた」と前日に現役続行を直訴してきたことを明かしたもの。
八重樫は昨年12月30日にWBC世界ライトフライ級1位のペドロ・ゲバラ(メキシコ)と同王座決定戦を行い、7回2分45秒、KO負けし3階級制覇に失敗した。試合後「ずるずるやるものでもない。どうするか分からない」と進退について明言を避けていた。
八重樫自身は「時間があって計画的にやれば(ライトフライで)大丈夫」と考えているようだが、大橋会長は八重樫に「1カ月くらい休んでからにしろ」とまずは休養に専念するよう伝えたという。
減量失敗が敗戦の一因ともなっただけに「今度はライトフライかフライかスーパーフライか階級を考える。本人にはイバラの道が待っているから」と大橋会長は複雑な表情で話した。
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