サマートレック練習公開で井上戦へ自信「自分の方が経験上」
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 王者・井上尚弥 VS同級13位・サマートレック・ゴーキャットジム
(9月5日 東京・代々木第2体育館)
WBC世界ライトフライ級王者・井上尚弥(21=大橋)に挑戦するサマートレック・ゴーキャットジム(29=タイ)が横浜市内の大橋ジムで練習を公開した。
1メートル57の小柄なファイターは1ラウンド5分のスパーリングを計120ラウンド消化してきたそうで、「今までで一番調子はいい」と自信たっぷり。公開した2ラウンドのスパーリングでも、手も足も止めることなく動き続けた。10年にデビューする前にはムエタイで200戦以上戦っており「自分の方が経験が上。タイにベルトを持って帰る」と息巻いた。
一方、視察した井上のトレーナーの父・真吾氏はスパーリング終盤で呼吸が上がっていた様子を見逃さず「いっぱいいっぱいなのかな」と指摘。「ジャブで尚弥の距離をキープすれば問題ない」と強気だった。
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