“兄貴分”徳山氏が苦言「勝ちに行く姿勢見せてほしかった」
IBF世界スーパーフライ級王座決定戦 ○ゾラニ・テテ 判定 帝里木下●
(7月18日 神戸ポートピアホテル)
元WBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守氏(39)が会場で観戦し「帝里には次につなげてほしいから言うが、後手後手。逃げ回るのではなく、相手が来たところを迎え撃つのがアウトボクサー。勝ちに行く姿勢を見せてほしかった」と苦言を投げかけた。
帝里とは、当時世界王者だった徳山氏が龍谷大時代の帝里を練習相手に招いて以来の間柄。試合前の控室では「1回から死ぬ気でいけ」と助言した。2000年8月、連続防衛5度の前王者からベルトを奪った自身の世界初挑戦は1回開始ゴングから10連発。思いが通じず、無念そうだった。
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