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元貴闘力 大仁田を襲撃!来年3月デビュー戦相手に指名

[ 2013年12月13日 05:30 ]

大仁田(左)の試合に乱入し、場外乱闘する鎌苅氏

 大相撲の元関脇・貴闘力の鎌苅忠茂氏(46)が大仁田厚(56)を襲撃した。リアルジャパンプロレス後楽園ホール大会は12日に行われ、第3試合の大仁田、矢口壹琅組―ウルティモ・ドラゴン、折原昌夫組戦に鎌苅氏が乱入。10月の同大会で大仁田に襲撃された事件と11月の“無銭飲食”の報復を行った。鎌苅氏は来年3月予定のプロレスデビュー戦で大仁田を対戦相手に指名した。

 大仁田のタッグ戦開始から約10分すぎ。革ジャン姿で有刺鉄線バットを手にした鎌苅氏が会場に現れ、場外乱闘中の大仁田に鬼の形相で襲いかかった。何度も殴りかかり、首をつかんで激しくもみ合う。初代タイガーマスクが止めに入ったが、2人は会場の外までもつれ合った。大仁田が「逃げるな」と言えば、鎌苅氏は「逃げるか、こら!」とにらみ合い。初代タイガーらに連れ出された鎌苅氏は「今度の試合で間違いなくやってやるよ。この前に店来て、いろいろやりやがって、ふざけるな」と怒りで唇を震わせた。

 10月28日の後楽園大会を観戦していた鎌苅氏を大仁田率いる邪道軍が急襲。有刺鉄線バットや椅子で暴行された同氏は、左腕と右腰を負傷して病院送りにされた。プロレスデビューを決意して大仁田へ宣戦布告すると、今度は大仁田が東京都江東区で同氏が経営する焼き肉店「ドラゴ」を訪問。同氏不在の間、約4万5000円分を“無銭飲食”した揚げ句、店内に飾ってあった同氏の優勝額を外して有刺鉄線バットと掛け替えた。対決姿勢を強めた同氏だったが、「プロレスの練習ができていない」と初代タイガーマスクが判断。この日のデビューは延期となっていた。

 しかし、大仁田の暴挙に怒りは収まらず、この日は部外者ながら単独で襲撃を決行した。「3月に必ず大仁田と戦う。まだまだ弱ってないから」。3月に予定されるデビュー戦の相手に大仁田を指名すると、タクシーで会場を後にした。

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2013年12月13日のニュース