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山中 次戦は「有名な選手とラスベガスでやりたい」

[ 2013年11月12日 06:00 ]

5度目の防衛戦を報じるスポニチ本紙を手にする山中

 ボクシングのWBC世界バンタム級王者の山中慎介(31=帝拳)は5度目の防衛成功から一夜明けた11日、傷一つないきれいな顔で都内で会見し、次戦について「海外の強い選手、有名な選手とラスベガスでやりたい。大物とやりたい」と語った。

 一階級上のスーパーバンタム級挑戦の選択肢も現実味を帯びてきた。現在、バンタム級には世界的な有名選手はほとんどいないが、スーパーバンタム級には五輪2大会連続金メダルのリゴンドー(キューバ)、世界2階級制覇王者のサンタクルス(メキシコ)らがいる。10キロ以上減量する選手も多い中、山中はバンタム級でも減量は6~7キロ。階級を上げれば、パワーの面でリスクを負うことになるが「通用すると思っている。体重も徐々に増えている」と意欲を見せた。

 もちろんバンタム級の王座統一戦の可能性も残っている。相手も対戦を望むWBO王者の亀田家三男・和毅については「盛り上がるでしょうし、その方向に行けば面白い」と前向きに話し、WBAスーパー王者のモレノ(パナマ)の名前も対戦希望に挙げた。ジムには今後のラスベガス合宿実施も願い出た。山中の14年は希望に満ちている。

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2013年11月12日のニュース