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和毅 判定勝ちで世界王者に!史上初の3兄弟王者達成

[ 2013年8月1日 21:15 ]

ボクシングWBOバンタム級世界戦で判定勝ちし、父史郎さんに肩車されて雄たけびを上げる新王者亀田和毅=1日、フィリピン・セブ

 WBO世界バンタム級タイトルマッチが1日、フィリピン・セブ市で行われ、同級5位で亀田3兄弟の三男・和毅が王者・パウルス・アンブンダ(ナミビア)に判定勝ちし、初の世界王者に。さらに史上初の3兄弟王者も達成した。和毅の通算成績は28戦28勝18KO。

 「亀田家の最終兵器」がプロ28戦目でついに世界王座をつかんだ。ステップワークを生かして王者の攻撃を避けたかと思えば、一転インファイトで的確にパンチを連続して当てる場面も。決定打こそ出なかったものの、絶妙な距離感で和毅が初の世界戦を制した。

 長兄・興毅はWBAライトフライ級、WBCフライ級、WBAバンタム級の3階級、次兄の大毅はWBAフライ級の世界王者となっており、三男・和毅がWBO世界バンタム級の王座をつかんだことで、史上初の3兄弟王者が実現した。WBOの世界王者は日本初。

 日本のジムに所属する男子の現役世界王者は、JBCが正当な理由がない限り認めないとするWBAフライ級暫定王座に就いた江藤光喜(白井・具志堅スポーツ)を含めると、最多の10人となった。

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